足湯
男女の区別なく楽しめ、会話をしながら心身ともにリラックスできます。
・食器は全て家庭的な器を使用し、家庭の雰囲気を補っております。
・ごはんはカマド炊飯方式で昔懐かしく、より美味しい食事を提供します。
・食事は10人で行うため混雑がなく、ゆっくりと談話をしながら行えます。
介護施設は、その方に合わせた食事形態での提供ができることが一般的には知られております。当施設も、できるだけ安全においしく提供できるよう努力しております。
しかしながら、おいしく提供するためには、施設側の希望ではなく、お年寄りに喜ばれる食事でなくてはなりません。高齢者にとって、洋食や中華ではなく和食が基本であると考え、ひなの杜では『ごはんをおいしくだしたい』といった思いに至りました。
昔ながらの『かまど』で炊いたご飯は、施設の食事とは思えないくらい懐かしい味がいたします。
もちろんメニューは和食中心で季節のものが感じられるように配慮しております。
また、毎年お年寄りの皆さんと、梅干しを作っております。
こちらも好評で、行事ごとに提供されます。皆さんと一緒に作った梅干しで、かまどのご飯もすすみます。
ぜひ一度味わっていただければと思います。
これまでの方式では、作りたてを提供することはできましたが、調理後2時間以内に消費しないと廃棄しなければなりませんでした。
食材のロスを考え数量をキッチリと合せて用意しなければならず、しかも提供時間もゆとりがないものでした。
新調理法では、この2時間ルールがチルド帯(冷蔵のこと)を使えるために適用されません。
最大で5日分の調理済の料理を食材として保有できるため、できなかった複数のメニューを保持できるメリットがあります。
そこで、ひなの槻が開設した4月からはひなの杜・槻で、朝食に限定して複数のメニューから選べるようになりました。
和食・洋食の選択でよりその人にあった食事ができるようになり、食事の楽しみも増えると思います。
・全館に加湿器を設備し感染症対策を行っております。
・2F・3Fの北側のリビングには床暖房を設備しております。
・全館西側の居室の窓にはUV加工ガラスを使用し西日の直射を防いでおります。
・2Fのバルコニーはウッドデッキ仕様で爽やかな日差しの中でのくつろぎが出来ます。
リラックスした雰囲気と家庭的でより自立した入浴を支えるための介護用個浴を設備しております。
男女の区別なく楽しめ、会話をしながら心身ともにリラックスできます。
介護度が進んでも、安心して入浴サービスを受けられます。
陶器浴槽は、お湯もさめにくく身体の芯から温めてくれます。
陶器浴槽は、お湯もさめにくく身体の芯から温めてくれます。
ひなの杜は高齢者の施設となっております。
介護が必要=車椅子ではないと考えますので、一律に介護ベッドを置き、(車)椅子とベッドの生活はお年寄りが長年なじんだ生活スタイルではないと思います。
そこで、お年寄りが施設に入っても、家にいるような生活をしていただきたいと、ユニット1つをタタミだけの空間にいたしました。
そのなかでは、お年寄りは素足で生活し職員も素足で処遇いたします。
施設というと特殊な空間で、それまでの生活が継続できないと思われておりますが、ひなの杜ではそうはしたくないと考えタタミのユニットを整備いたしました。
ひなの杜の行事は、①家庭的なこと、②それぞれの形での参加がコンセプトとなっております。
大規模施設にありがちな、全員が一か所に集まって催し物を観覧するといった企画は立てません。
よりユニットに近いところで、また、それぞれの状態に合わせて参加することができるようにと配慮しております。
例えば、ひなの杜では毎年お年寄りと梅干を30㎏漬けております。梅干づくりは工程が多く、時間もかかります。食べられるのは年が明けて1月以降です。すぐに結果がでる行事ではないのですが、出来上がった梅干の味は格別で、喜びも大きいものがあります。
また、夏場に行う流しソーメンは、ユニットのリビングで行います。5日かけてそれぞれの場所で行うため、皆さんが無理なく楽しめ、味も最高です。冬場に行う鍋も格別で、ユニットごとに違う内容の鍋で個性が光ります。
土鍋を囲んでの鍋パーティーはお腹も心も温まります。行事では医療面で問題がなければアルコールも出ますので、かなり盛り上がります。
その他にも、お花見、遠足等の外出もユニット単位で行うため、小規模ながらゆっくり楽しめます。
更に、定期的にユニットで手作りおやつの日となっております。ホットケーキや簡単なチキンラーメン、ババロアや駄菓子バイキング等趣向は様々です。皆さんの楽しみとなっております。
ひなの杜で定期的に発行している通信「ひなの杜通信」をこちらからご覧いただけます。
イベントの様子や入所者様の様子が載った通信をぜひご覧ください。